アメリカで人気急上昇中のフリマアプリ4つを実際に使って比べてみた

こんにちは、のだも(@nodamoyo)です。

大学を卒業するにあたってかなりの量の本と服を処分したのですが、それでも引っ越してきてから「これはいらなかったかも」というものが出てきます。そういう時に便利なのがフリマアプリ日本ではメルカリが圧勝ですが、アメリカだとまだまだ競争が激しい分野です。EbayとCraigslistがもはや老舗となっていますが、それらのサービスと太刀打ちすべく新規サービスがどんどん出てきています。そこで、最近人気のスタートアップについて調査した上で、実際に使って比べてみました

比較したのは、Mercari、letgo、OfferUp、Poshmarkの4つ。結論から言うと最初の3つは類似したサービスでそれぞれに強みがあり、現時点ではどれもトントンな感じです。Poshmarkは少し毛色が違い、フリマ兼ソーシャルネットワークといった感じでした。比較のために、全てのアプリに新規サインアップし、前々から売ろうと思っていたワンピースを全く同じ説明書きと値段で出してみました。この記事ではサインアップのプロセスと、出品画面を全部スライドショーにまとめました。

    条件:

  • ユーザー名を設定できるもの以外は実名で登録
  • 白黒のワンピースを、ユーズド、サイズ0, 10ドルで販売
  • 商品名、説明がき、住所も全て同条件

 

その1. メルカリ

まずは日本で一番有名なフリマアプリ、メルカリ。2014年にサンフランシスコにオフィスを開設してアメリカ進出を果たし、今年の3月にはイギリスでもローンチされました。世界で2500万ダウンロードを超える大人気アプリです。

つい最近フェイスブックのビジネスVPを執行役員Chief Business Officerとして迎えたことでもニュースになりました。日本での利益を米国マーケットに回しているとCEOの山田氏が公言していたこともあり、海外進出に力を入れています。

  • 創業: 2013年
  • 本社: 東京
  • 資金調達合計: $116.6 million
  • 直近の資金調達: $75 million 2016年3月 シリーズD

結果:
出品から2日、4Like と 64View がつきました。問い合わせは1人。

 

感想

  • デザインがかわいい。
  • 商品の説明が詳しくできるため、服が売りやすい。
  • 広い地域に配送できることに力を入れている。全国配送は断然メルカリが強そう。
  • サインアップした後、ただホームページに連れていかれるのはちょっと寂しい
  • サインアップした後届くメールがモバイル画面用なので、PC用にもアジャストした方が良いかも
  • サインアップ特典で$10のクーポンがついてくるが、2日で期限が切れてしまうので使わなかった。
おまけ

$2ドルのクーポンです。よかったらぜひ。

 

その2. letgo

つい最近、$175 millionを調達したことでニュースになったletgo。アプリ内での売り上げ金額は$20 billion(1ドル100円換算にすれば、2兆円ほど)を超え、勢いに乗ったスタートアップです。4500万ダウンロード、月のアクティブユーザーは2000万人。写真を取るだけでタイトルをつけて商品を乗せてくれるので、とりあえず出品して後から細かい説明書きや値段を付け足すことができます。

  • 創業: 2015年
  • 本社: ニューヨーク
  • 資金調達合計: $375 million
  • 直近の資金調達: $175 million 2017年1月シリーズC

 

結果
出品から2日で90view. 問い合わせは1人。

感想

  • サインアップの途中で最初の商品を投稿できる。リテンションレートがあがりそう。
  • 出品がとにかく楽。写真をとっただけで解析してタイトルを提案してくれる。手軽なので、出品へのハードルが下がる。
  • ・少々読み込みが遅い印象

 

その3. Offerup

ローカルな売買に重きをおくフリマアプリ。2016年9月に$119 millionの資金調達が話題になりました。創業から6年、今は海外進出に力を入れているようです。アプリのサービスはローカル重視で、配送よりも実際に地元の人と対面で会って手渡しする方式がメイン。そのためアプリ内でIDをスキャンして身元確認をするなど安全確保に力を入れている様子。
  • 創業: 2011年
  • 本社: シアトル
  • 資金調達合計: $221.6 million
  • 直近の資金調達: $11 million 2016年11月 シリーズC
結果
出品から2日で89view。問い合わせは無し。

感想

  • サインアップなしに、ただ見て回れる。新規ユーザー獲得に強そう。
  • 実際に会うことが前提のためか、身元確認は他のサービスより丁寧な印象。
  • オンボードプロセスが一番丁寧。最初の出品をするとすぐにカスタマーサポートからメッセージが届き、「ようこそ!初めての人向けのFAQをメールで送りました。グッドラック!」と。
  • OfferUp公式は実際に会って商品を確認し、その場で支払いを推奨している。でもいくら身元確認があるとはいえ、実際に会うのはちょっと怖い/めんどくさい。

 

その4. Poshmark

ファッションに特化した女性向けのフリマアプリ。2017年の収益は$100 millionをこえる見込みだそうです。マーケットプレイスというよりは、ソーシャルメディア寄りのサービス戦略で差別化を図っています。プロフィールを充実させ、自分のネットワーク内で友人と売り買いするシステム。ちょっと触ってみた感じではインスタグラムに非常に似ています。日本のファッション系アプリWEARにも似ている印象。
  • 創業: 2011年
  • 本社: レッドウッドシティー
  • 資金調達合計: $65.5 million
  • 直近の資金調達: $25 million 2016年4月 シリーズD
結果
出品から1日で178人のフォロワーがつくも、ワンピースは0like. 問い合わせは無し。

感想

  • 半分フリマアプリ、半分ソーシャルメディア。女性向けに特化している。ブランド品ならPoshmarkが売りやすそう。
  • ちょっと見た目がごちゃごちゃしている。
  • 何もしてないのにフォローの通知が3分おきくらいにくるので、通知オフにしました。

 

まとめ

ワンピースを出品した結果

出品から2日。letgoとOfferUpではメッセージが届きましたが、成約ならず。強気の値段がたたったかも。売れたらアップデートします。

 

アプリ比較

UI・デザインで選ぶなら?
メルカリ!フォントやアイコンがシンプルでかわいらしく、使いやすいです。見やすさ・使いやすさで言えば、メルカリ、letgo、OfferUp、Poshmarkの順になりそう。

服を売るなら?
メルカリ。USPSを使っての全国配送に完全対応しているので、服に限らず化粧品など軽いものならメルカリが最適かと思います。Poshmarkも全国配送に対応していますが、配送料が一律7ドルほどかかるので物によるかも。

車や中古品などを売るなら?
letgoかOfferUp。どちらもローカル重視だけに、車のカテゴリが賑わっていました。

 

まとめ

類似サービスを一度に比べる機会ってなかなかないので、UIやオンボーディングのデザインの勉強になりました。出品者を想定しているのか、購入者を想定しているのかでも、画面のデザインやキャッチコピーが全然違ってくるのはいい発見でした。どのアプリもそれぞれの強みがあるので、まだまだ競争は続きそうです。最近FacebookもMarketplaceというユーザー間で物の売り買いをできるサービスを始めたので、すでに大半の人が使っているFacebookとこれらのアプリのバトルになりそう。

私はまだまだ売れそうなものがあるので、メルカリ, letgo, OfferUpを中心に出品を続けて様子を見たいと思っています。

では!

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